ハイマーディンガー(Heimerdinger) ARAMビルドガイド
最終更新日2018/10/23 パッチ8.20
今回はハイマーディンガー(Heimerdinger)のARAMでのビルドガイドを書きます。
新しくレジェンダリースキンが出て使っている方も多いのではないでしょうか?私は経済的余裕がないので買っていませんが…そんなのARAMでの勝率は6割前後とかなり高いです。引くことができたらぜひ使っていきたいチャンピオンです。
それでは本文に移ります。最後まで読んでいただけると嬉しいです。
目次
忙しい人のためのビルドまとめ
・ルーン
・サモナースペル
と
・ スキル上げ
>>>
・アイテムビルド
初手
コアアイテム
最終ビルドの一例
サモナーズリフトとの相違点
ARAMはマップが一本道でガンクがないため、いくらでもプッシュできます。またガンクがないことに加え、最初から5対5で自分一人が集中狙いされることが少ないのでを買う優先度が低いです。
長所と短所
長所
・Wは射程が長く、多くの敵の射程外から一方的に攻撃できます。
・Ultは強化Q(継続ダメージ/建造物破壊)、強化W(バーストダメージ/ミニオン処理)、強化E(AoECC)と3種類の効果を使い分けられるためできることが多いです。
・タレットが敵の攻撃をある程度受けてくれるので、集団戦の時にチーム全体の耐久力が高まります。
短所
・Wは方向指定のやり方にやや癖があり、慣れるまで使いづらいです。
・Eは弾速が遅く敵をStunさせづらいです。
・AR、MRともに最低クラスでHPも低く、移動や防御用のスキルも持たないため敵からの攻撃にとても弱いです。
ルーン
:スキル(主にW)によるハラスの火力が高まります。WにはCCがないため普段ならは歩いて避けられてしますが、ARAMでは5対5なのでなかなかまで意識する余裕はなく意外と当てやすいです。エアリー召喚より当たった時のダメージが2倍以上高く、当たった時のリターンが大きいです。
:マナ消費の対策としてこれを選択しています。最大マナの少ない序盤はこれがないとマナがきついです。
:スキルがCDの間は何もできないので、少しでもCDRを獲得するためにこのルーンを選んでいます。
:消去法でこれ一択です。ARAMの一試合は20分前後のため強まる嵐は本領発揮しづらく、ARAMには川はないので水走りは使用不可です。
:ARAMではアシストの猶予時間が長い(通常の2倍、10秒→20秒)ため簡単に発動できます。集団戦向きのUltがすぐに使えるようになり、マナ切れの心配もなくなります。
:切り崩しや背水の陣と比べ発動条件が緩く発動させやすいです。キル/アシスト獲得時の効果も、上の冷静沈着と同じ理由で簡単に発動できて強いです。
サモナースペル
と
はやわらかく防御・逃走用のスキルも持たないため自衛用にを持ちます。を持つと序盤のマナ管理が楽になりますが、のLvが上がり最大マナが増えるとマナ切れになることは少ないため、終盤は腐り気味になってしまいます。は戦闘の際には全く役に立たないのでを持つことをおすすめします。
スキル解説
スキル上げの優先度は>>>です。
:地味なPassiveです。タワーやタレットの周辺にいると自身のMSが上がり、敵のスキルを避けやすくなります。発動を意識するあまり自分のスキルの命中精度が落ちたり、逆に敵のスキルに当たってしまったりしては本末転倒です。また多くの場合はQのタレットが近くにあって勝手に発動しているので、特に発動を意識しなくても大丈夫です。
:の本体です。Qのないは毒のないやティバーズ(Ult)のいないのようなものです。なのでタレットがすぐに破壊されてしまってははあまり活躍できません。前線にQを置くのはやめましょう。またもう一つ絶対にやめた方がいい置き方があります。それは茂み(草むら)の中にQを置くことです。茂みの中からタレットが攻撃を行うと、相手チームにその茂みの中の様子が見えてしまいます。そうなるとチームメイトは敵の視界外からのスキル攻撃ができなくなり、逆に茂みの中に隠れても敵のスキルで攻撃されるようになってしまいます。なぜ茂みの視界が大事か、より詳しいことについては先日の記事の冒頭で触れています。
ARAMで大事だと思っていること - ARAM戦記「読んでね!」
また Qにはもう一つ使い方があります。それは敵の(ミニオンを貫通しない)スキルの身代わりにすることです。の、の、のをはじめとした多くのスキルはQを間に置くことで防ぐことができます。弾速の早いスキルはなかなか見てから防ぐことは難しいですが、テクニックの一つとして覚えておいて損はないです。
:合計5本のミサイルを発射します。射程が長く序盤から終盤までポークに使えます。1発でも当たればやなどが発動するため、5発全部当てようとせずある程度分散させて撃つのもいいです。もちろん自分のスキル精度に自信があれば一点集中させてもいいです。また後述するEやチームメイトのCCに当たった敵は絶好の的です。
:弾速が遅くStun範囲が狭いため、Stunを決めるのは少し難しいです。練習あるのみです。
:結論から言うと、Ultによる強化スキルの優先順位(おすすめ度)はE>Q>>Wです。それでは各強化スキルの詳しい解説をします。
強化Qは強力な継続ダメージ源となります。敵に集中攻撃されると壊されてしまいますが、その分Tankとして働いているので悪くないです。一番問題なのは、出してから戦場(戦闘エリア)がずれてしまうことです。強化Qの攻撃範囲は決して広くないので、想定していた領域から戦闘エリアが離れてしまうと無意味なUltになってしまいます。また、強化Qは建造物の破壊にも役立ちます。敵のタワーはタレットを優先的に狙うため、まず強化Qを置いてから追加でQをいくつか設置することで、集中砲火によりわりと簡単に建造物の破壊ができます。先に普通のQを置くと、普通のQはタワーの攻撃で簡単に破壊されてしまうためもったいないです。(インヒビターやネクサスの破壊なら順番は関係ないです)
強化Wは高い瞬間火力が出せます。しかし他の2種に比べるとやや物足りないです。Wは敵を貫通しないため、単体に対してはたしかに強いのですが、集団戦のことを考えると強化Qや強化Eのほうが強力だからです。敵チームが一人だけ育っていて、そのチャンピオンさえキルできれば勝てるようなときに強化Wは有用です。またミニオン処理にも使えますが、UltのCDは決して短くはないのでもったいないです。ネクサス以外の建造物は諦めて、次の集団戦のためにUltを温存するのもいい選択肢だと思います。
強化Eは広範囲にダメージとSlow、Stunをばら撒けて強力です。一番のおすすめです。なんだかんだいってもCCは正義です。またきれいに敵チームに対して決まれば強化Wと同じかそれ以上の総ダメージが出ます。普段のEと違って、ダメージ範囲、Stun範囲共に広がっているので(効果範囲250→420、Stun範囲135→270、さらに3回バウンド)当てやすいです。
アイテムビルド
最初の1400ゴールドで購入するアイテムはです。最初にを買わないと確実にマナがきつくなります。その後と靴を買います。靴は基本的にはです。相手のチームのダメージが物理か魔法どちらか一方に激しく偏っているときはも選択肢に入ります。
+靴を買った後は、臨機応変にAPアイテムを買っていきます。選択肢としては以下のようなものがあります。
:一通りスキルを使った後を耐える目的で使います。が固まっている間もQのタレットが戦ってくれるので相性はいいです。しかしAP上昇量が少ないため、あまり自身が狙われないのであれば買う必要はないです。はわざわざ前に出なくても長射程のWおよびE、代わりに戦ってくれるQがあるため、敵のほうからこちらに近づいてこない限り安全に戦闘ができます。
:Qの攻撃にSlowが乗るようになり、集団戦で敵が動きづらくなります。値段のわりに上昇ステータスも多くおすすめです。また後述のとの相性がいいです。
:Passiveにより戦闘中の与ダメージが最大10%まで増える効果が、Qでチマチマとダメージを与え続けられると相性が良いです。敵のHPの割合に応じた継続ダメージを与える方の効果はQの通常攻撃では発動せず、レーザーでのみ発動するので注意が必要です。
:敵チームがMRアイテムを多く買っているときの対策に買います。はQの攻撃がで軽減されてしまうため、を買われたらを買うといいです。
:魔法防御貫通の効果がMRの低いに対して効果的で、まだ敵のMRが低い序盤、中盤にを買うとWによるポークが強力になります。また、強力な回復効果を持っている敵チャンピオン(など)が育っているときはこれがないと倒しきれないです。しかし仲間のADCがやを買ってくれているときは後回し、もしくは買わなくても構いません。(回復阻害効果は重複しないため)
:純粋にAPが欲しい時に買います。しかしはスキルのAP反映率が若干低めでAPを上げても効果が薄いです。今までに買ったAPアイテムの分だけAPが上がるPassiveのことも考えると、買うとしたら最後の最後になります。
:ARAMでが効果的な状況は限られています。なぜかというと、最大5人分のスキルが飛んでくるため、Passiveのスペルシールドがはがされやすい&復活しにくいからです。でもはがされてしまうためスペルシールドには期待できません。ではどんなときにを買うのかというと、敵チームのダメージが魔法ダメージに偏っている時(例:)です。の他にAPとMRを両立できるアイテムはないからです。また敵チームが低CD・長射程のスキルを持っていない時(例:)ならスペルシールド目的で買っても大丈夫です。
立ち回り・注意点
・両チームがにらみ合いの状態のときはWでハラスします。不用意に前に出てきた敵や、味方のCCに当たった敵はEで捕まえて追撃します。
・Qはすぐに破壊されないように、こちらの前衛ミニオンより後ろに置くようにしてください。特にCDRが少ない序盤はQのスタックが貯まるのが遅く、リカバリーが難しいです。
・集団戦時は臨機応変にUltを含めた全てのスキルで戦います。Ultで強化するスキルのおすすめ度はE>Q>>Wです。迷ったら(迷わなくても)Eでいいです。自身は非常に打たれ弱いため、自分に最も近い敵から倒すことを意識するといいです。つまり、敵の前衛から順番に倒していけばいいということです。無理に前に出る必要は全くありません。
最後までお読みいただきありがとうございました。