ARAMで大事だと思っていること
最終更新日2018/10/23
自分が普段ARAMをやっていて勝つために大事だと思っていることを箇条書きで書いていきます。
・茂みの視界、コントロールを取る
ここでいう茂みとは主にマップ中央部の茂みのことです。この茂みの視界の有無がそのままチームの有利・不利につながります。
なぜ茂みの視界が大事かというと、もし視界がないと、茂みから放たれるスキルが避けづらく、反撃しようにも対象指定のスキルやAAは使えないからです。茂みからのスキルを避けるために茂みのコントロールを捨てると、チームが使える領域は茂みの反対側(マップの右下側半分)だけになり、さらにスキルが避けづらくなってしまいます。
こうして不利を取られタワー下に押し込まれると、①タワーの攻撃のためCSを取りづらくなる、②タワーが少しずつ削られる、③自陣側の生命の遺宝(HP回復アイテム)を敵に取られる、という3つのさらなる不利要素が生まれます。茂みのコントロールを取ったチームが序盤の有利を取る、ということを覚えておいてください。
・最初の買い物は手早く済ませ、最速で茂みを守りに行く
上の項目で茂みの重要性はお話ししましたが、茂みを取られないためにどうすればいいかというと、敵チームが視界を取りに入ってくる前にこちらが茂みに入っていればいいのです。なので買い物を終えたらまっすぐ自陣側の茂みを守りに行くようにしてください。
しかしチームメイトの買い物が遅く人数差があると、集団戦になったときに負ける可能性がとても高いです。ロード画面の間に何を買うか考えておいて、買い物で遅れを取らないようにしましょう。もしチームメイトの買い物が遅い場合は、下の画像のように茂みには入らずに自陣側の生命の遺宝(HP回復アイテム)の出現地点のあたりに待機し、敵が自陣の茂みに入ってきたかどうかだけでも見ておくようにしましょう。そして誰も敵が入ってこなければ、チームメイトが到着したら自ら茂みに入っていきましょう。
また、敵が茂みの視界を取っているかどうか確認できる簡単な方法があります。それは、(当たり前といえば当たり前のことなのですが)敵が茂みにスキルを使うかどうか見ることです。自分がや方向指定スキルを茂みに使うのはどういう時でしょうか。茂みに敵がいるかもしれないとき、つまり茂みの視界がないとき(仲間が茂みにいないとき)ですね。敵が茂みにスキルを使ったらその茂みには敵がいないということです。
・定期的に死ぬ
ARAMではゲーム開始直後を除いて、死亡後から復活してベースを出るまでの間しか買い物ができません。そのため定期的にデスして装備を整える必要があります。あまりにもゴールドが貯まっている場合はわざとデスすることも大事です。特にタワーによるエクセキュートでデスできれば敵の誰にもキル報酬が入らずベストです。使っていないゴールドは持っていないのと同じです。
・建造物の破壊につながらないキルは取らない
なぜキルを狙わないかというと、例えば瀕死でタワー下にいる敵を長射程のスキルでキルできたとします。しかしその後キルした敵が前線に戻ってきたら、その敵はHP&マナ全回復、なおかつ装備を整えて戻ってきます。つまり逆に今度はこちらが不利になってしまうということです。なので敵をキルした後は人数差を活かして集団戦を起こし、建造物の破壊につなげたいです。
そして、敵をローヘルスで残しておくと死ぬことを恐れてタワー奥で何もできないまま過ごし、いざ集団戦がはじまってもすぐ死んで戦いに参加できない、という状況が狙えます。たまにタワー奥の瀕死の敵にで飛んで敵をキルし、自分も死ぬという人を見かけますが、これはIQ2の最低プレイです。敵チームの方がアシストを取りやすくチーム間のゴールド差が生まれてしまうからです。
大事なのは「生かさず殺さず」の精神です。敵チャンピオンをキルするのはネクサスを破壊するための手段であり、目的ではありません。
・無駄死にしない
ゴールドがあまりにも余っている場合を除いて、とにかく無駄死にしないようにしてください。死ぬとそれだけ経験値やゴールドをロストし、成長が遅れてしまうからです。
ここでいう無駄死にというのは、前述したようにで敵陣の奥に飛んで、建造物の破壊につながらないキルを取るために自分もデスする、というような死に方です。また欲張ってポークしようと前に出たり生命の遺宝を取ろうとしたりして、のやのなどに捕まってそのままデスしてしまうような死に方も良くないです。
・ミニオン処理を怠らない
タワーは距離800以内に敵ミニオンがいないと被ダメージを1/3に軽減するという能力を持っています。なので、タワーを破壊するときミニオンがいないと3倍時間がかかることになります。敵ミニオンを放置して逃げる敵チャンピオンを追い続けた結果、エースは取れたけどミニオンが来なくてタワー破壊につながらない、という状況を避けるために、敵のミニオンを処理してレーンを押しましょう。特にインヒビター破壊後に出てくるスーパーミニオンは普通のミニオンでは歯が立たないのでチャンピオンがしっかり処理してあげる必要があります。
レーンを押していれば逆にこちらのチャンピオンが全滅してもタワーを守りやすいです。
・敵チームとの「差」を意識して集団戦を行う
「差」というのは、人数差、HP差、Ult(の有無)差などです。
最も分かりやすいのが人数差です。敵チームが一人死んでいる時に集団戦をはじめれば勝てる可能性が高いです。逆に、こちらのほうが人数が少ない場合は仕掛けられてもうまく拒否して仲間の復帰を待ちましょう。
また、敵チームのキャリーがローヘルスのとき(HP差があるとき)も仕掛け時です。すぐにキャリーをキルしてしまえば、人数差ができたことと同じだからです。
Ultの有無も非常に重要な要素です。例えば敵のがUltを外した後や、の
巨大化が終わりUltが使えないときなどは明確なチャンスです。逆にチームメイトのUltがCDの間はイニシエートしないほうがいいです。もちろんほとんどの敵のUltがCD中で、仲間は一人だけUltがまだCDというような場合は仕掛けても構いません。
仲間のUltのCDはミニマップの上にあるチームメイトのアイコンの上の〇で確認できます。Ultを未習得の場合は黒の〇、Ultが使用可能な場合は緑の〇、CD中の場合はCD解消の度合いが青色で示されます。例えば下の画像だと、はUlt使用可能、はUltがCD中で1/3ほどCDが解消されている、ということを表しています。
ここで注意していただきたいのが、ルーン冷静沈着でUltのCDが解消されると表示がバグって黒の〇(未習得の時と同じ状態)になることがあるようです。早く直してほしいですね…
・前衛チャンピオンは初手でガーディアンホーンを買う
ARAM専用アイテムにがありますが、だけ異様に強いです。敵からの攻撃を受けやすい前衛チャンピオンは最初にを買うことを強く推奨します。
・敵と仲間のチーム構成(ダメージ源)を考える
このゲームには物理ダメージと魔法ダメージの2つのダメージがありますが、チームのダメージがどちらか1つだけにならないようにすることはとても大事です。ダメージ源が偏ると敵のTankが倒せなくなるからです。例えば、もしダメージが物理と魔法どちらもあるならARとMRを両方積まないといけませんが、のような魔法ダメージに偏ったチームだとMRだけで済んでしまいます。普段と同じゴールドで普段の倍固くなってしまうのです。
もしダメージ源が魔法ダメージだけになってしまいそうなら、Rangedチャンピオンが多少無理をしてでもADにいく必要があります。が揃えば疑似的にADCとして戦えます。逆もまた然りですが、魔法ダメージが出せるかどうかはチャンピオンのスキル次第です。
もし自分が主流ではないビルドをするならば、チャンピオン選択画面の間に一言「AD」「APにします」などとチャットするといいでしょう。
・Ping等を使ってチームの意思を統一する
このLoLというゲームは(相当な実力差がない限り)一人で勝負を決めることは難しいです。チーム全員で意思を統一する必要があります。そこで便利なのがPingを使うことです。チャット機能もありますが日本語や英語が通じない相手もいますし荒れる原因になりますのでおすすめしません。
敵のキャリーがとても育っているなら、その敵チャンピオンにカーソルを合わせて「Alt+左クリック」でターゲットPingが出せます。その相手をチームメイトも意識してくれるはずです。
また、数が数えられないのか、人数差があるのに集団戦を起こそうとする人がたまにいます。その場合は「何もないところでCtrl+左クリック」で注意Pingを出すといいです。
自分がこれからUltでイニシエートするぞ、というときはUltのアイコンにカーソルを合わせてCtrl+左クリックでいつでもUltが使えますよ、ということがチームメイトに伝わるはずです。逆にUltがCD中だから待ってほしいときも、同様にUltのアイコンにカーソルを合わせてCtrl+左クリックでUltがCD中ということが表示されます。
敵のなど強力なHP回復持ちチャンピオンが育っているのにを買ってくれないADCがいるときや、のやの、などのインビジブル持ちチャンピオンに苦戦していてを買ってほしいときは、アイテム購入画面で買ってほしいアイテムにカーソルを合わせてAlt+左クリックでその旨が伝わるはずです。
自分が民を導く皇帝になった気持ちでプレイしましょう。