カ＝ジックス(Kha'Zix) ARAMビルドガイド

最終更新日2018/11/08　パッチ8.22

今回はカ＝ジックス(Kha'Zix)のARAMでのビルドガイドを書きます。

ARAMはサイドレーンやジャングルがなく最初から5対5のため、奇襲・1対1を得意とするアサシン勢は活躍しづらく軒並み勝率が低いです。もその例に漏れず、勝率は42％前後と低いです。そのため、勝利にこだわるのであればリロールを推奨します。

それでは本文に移ります。最後まで読んでいただけると嬉しいです。

目次

忙しい人のためのビルドまとめ

 ・ルーン

・サモナースペル

と

・ スキル上げ

＞＞＞、進化の優先度は＞＞

・アイテムビルド

初手

コアアイテム

最終ビルドの一例

サモナーズリフトとの相違点

ARAMでは最初から5対5のため、敵が孤立することが少なくQや進化Wの恩恵がとても受けづらいです。視界も5人分あるので、Passiveやの効果も使いづらいです。また、敵の後衛を瞬殺しようとしても最大5人から反撃を受けるため、逆にこちらが瞬殺されてしまいます。とはいえはCCが薄く耐久力も低いため、ダメージを出す以外に活躍の方法はないです。しかし前述の通りARAMではダメージが出しづらいため、総じては活躍しづらいです。そのため、射程の長いWによるポークをメインとした立ち回りをすることをおすすめします。確実にキルが取れそうなときだけ他のスキルも使って仕掛けていきます。

長所と短所

長所

・QとWのADレシオが高く、ADアイテムを積んでいくことによって大ダメージが出せます。特に孤立している相手に対してのQは非常に強力です。

・Eは移動距離が長く発生も一瞬です。MS増加効果を持つUltも同じく一瞬で発動でき、機動力が高いです。

 短所

・敵が孤立していないとQや進化Wのボーナスが得られませんが、ARAMでは敵が孤立することはなかなかありません。

・敵に近づかないとダメージが出せませんが、自身は耐久力が低いため敵の反撃によってすぐにやられてしまいます。

・HardCCを一切持たず、CCもWを進化させるまではPassive（と）の条件付きSlowしかありません。

・ミニオン処理が遅いです。

ルーン

：電撃も悪くないですがCDが長いです。魂の収穫はCDがないため、一人敵を倒して魂を回収したらすぐに次のAAを強化できます。キル/アシストによってCDが解消する進化Eと相性が良いです。

：EまたはUltで簡単に発動できます。派生の脅威アイテムを多く積むがさらに脅威を得られるようになるとても強力なルーンです。

：ARAMでは最初から5対5の戦闘が発生するのでスタックが貯めやすいです。

：上記の同様スタックが貯めやすいです。は基本スキルが全てダメージを与えるスキルのため、回復効果の恩恵が大きいです。

：ARAMではアシストの猶予時間が長い（通常の2倍、10秒→20秒）ため簡単に発動できます。敵のキル/アシストによってHPが回復し追加のゴールドが得られるのでスノーボールしやすくなります。

：弱った敵をキルまでもっていくことが容易になります。の立ち回りと相性が良いです。

サモナースペル

と

は敵に近づかないとダメージが出せず仕事ができないためが必要です。には高性能移動スキルのEもありますが、敵の後衛に飛び込むには距離が足りない場合が多いです。

ここで、を発動・再発動するとUltのインビジブルが解けてしまうことに注意してください。先にを当ててからUltを発動し、1秒経ってのPassiveが発動したのを待ってからを再発動して敵に接近することで（とPassive）の付いたAAが出せます。

スキル解説

スキル上げの優先度は＞＞＞です。進化の優先度は＞＞です。

：発動中は爪が輝きます。一度敵の視界から出れば発動し、発動すればその後はと違っていくら敵に見つかっても解除されません。CDがないので敵を攻撃した後Ultを使うことですぐにもう一度発動できます。

：ADレシオが非常に高く、孤立した相手に対してはさらに倍のダメージを与えられます。CDが短く消費マナも少ないので、AAと織り交ぜてどんどん使っていけます。あまり敵が孤立しているかどうかは考えずに、集団戦中はCDが上がり次第使うといいです。

：射程が長くポークに使えます。進化後は3方向にSlow付きでばら撒けるようになるので、ポークのみならず集団戦中でも有用なスキルになります。

：高性能な移動スキルです。Qに限ってジャンプ中でも使えます。WとUltをジャンプ中に使うと着地直後に発動します。CDがそこそこ長いので、キルしたい敵の後衛が移動スキルを持っているときは、その移動スキルを待ってからEで追撃するといいです。

：インビジビル状態が解除された後2秒のCDに入り、CDが終わるともう1回（進化後は2回）だけ使えます。タワー下や使用中の敵の周りなどで、仮にインビジビル状態が看破されていても、Ultを発動・再発動すればPassiveが発動します。

アイテムビルド

コアアイテム（絶対に必要なアイテム）はです。まず最初の1400ゴールドでを購入し、を強化しに向かってください。は1秒以上敵の視界外にいると次のAAが強化される効果を持ち、何度もインビジブル状態になれるUltと非常に相性が良いです。同じ条件でPassiveも確実に発動するためさらにAAが強化され、アサシン能力が高まります。

の強化先はかです。CC耐性が強力なため基本はがおすすめです。敵チームのダメージが物理ダメージに偏っているときはも視野に入ります。

かとを買った後はADアイテムを買っていきます。はスキルを多く使用するチャンピオンなので、早めにCDR40％にすることを意識するといいです。選択肢としては以下のようなものがあります。

：下記のよりActive効果が強力です。サモナーズリフトではのほうが優先されているようですが、ARAMではガンクができないためMS上昇効果の恩恵が小さく、集団戦が頻発するためのActive効果が相対的に恩恵が大きいです。の次に脅威アイテムが欲しい時は基本的にをおすすめします。

：上記のと違ってCDR10%が得られる点で優れていますが、Active効果が微妙です。脅威とCDRが欲しい時の最後の選択肢となります。

：増加AD値は微妙ですが、CDRとHPの増加量がかなり大きいです。敵陣に飛び込んでも反撃ですぐにやられてしまうときに買うといいです。またPassiveの効果により敵のTankに対して強くなれます。

：MRが欲しい時に買います。素材のがMRアイテムとしてコスパがいいので、にアップグレードするのは後回しにしてだけでも早めに買うといいです。にアップグレードするとCDR10％が得られます。

：増加ADの値が大きく、さらにCDR10％が得られます。そしてPassiveにより耐久力が増し、長期戦に耐えられるようになります。

：ActiveのCC解除効果が強力です。敵の後衛が自衛用のHardCCを持っているとき（例：など）に素材のだけでも買うといいです。にアップグレードするのは一番最後でも構いません。

：割合AR貫通効果を持ち、ゲーム終盤に特に強力なアイテムです。純粋に火力が欲しい時に買うといいです。

：敵になどのHP回復が強力なチャンピオンがいるときに素材のが持つ重傷付与の効果が必要になります。しかしの仕事は敵の後衛を瞬殺することなので、の優先度は低いです。

迷ったらあたりのアイテムがおすすめです。

は特に攻撃的なアイテムです。自分が育っていて、活躍しているとき（敵の後衛を瞬殺できているとき）はこれらのアイテムを買っていくといいです。逆に自分がすぐにデスしてしまう場合は素直になどを買った方がいいです。また味方のADCが育っていて、敵を前衛から順番に溶かしていけば勝てるときはや（）を買って一緒に敵の前衛から殴っていくのがおすすめです。

（）を買うとミニオン処理能力が上がりますが、大体の場合チームに1人2人はミニオン処理が得意な仲間がいるので、ミニオン処理はその仲間に任せればいいです。また、敵ミニオンを殴るために前に出ると敵からのハラスを受けやすいです。

立ち回り・注意点

・両チームがにらみ合っているときはひたすらWでポークします。CDが上がり次第Wを撃っていきたいところですが、敵のスキルを避けることを最優先に考えてください。にらみ合いの時に敵の攻撃で大きくHPが削られてしまうと、回復手段の限られているARAMでははなかなかHPが回復できないため、ローヘルスのまま不利な集団戦が始まってしまうからです。

・集団戦が始まったら、敵の後衛に近づき敵の後衛をキルしていきます。または、味方の後衛を狙って飛び込んでくる敵（例：など）がいる場合は、先に一緒にそちらを処理するのもいいです。

・コンボの説明をします。Ult発動→Eで接近→Passive付きAA→Q→W、というのが基本のコンボです。ここからさらにUlt再発動→Passive付きAA→Qとつなげることによってダメージが伸ばせます。Eを進化させていれば、Ult再発動とAAの間にもう一度Eを挟めますし、もしUltを進化させていればもう1コンボ入れられます。

自分は、「インビジブル」→（必要な場合だけ「接近」→）「攻撃」で1コンボという考え方をしています。「インビジブル」はUltの発動・再発動のことで、「接近」はや、E、「攻撃」はAAおよびQとWです。これの繰り返しという風に考えると自分は使いやすかったです。

ただし、サモナースペルの欄にも書きましたが、は使うとインビジブルが解けるので扱いが難しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。